圧縮が実際にしていること
PDFの容量の大半は画像です。圧縮では画像を低い解像度に縮小し、JPEGで再エンコードし、重複オブジェクト、未使用のメタデータ、表示されないフォントデータを削除します。
テキストやベクター線はピクセルではなく命令として保存されるため、もともと容量を取りません。40ページのテキスト文書が、スキャン1ページより小さいことがあるのはそのためです。
効果がある場合とほとんどない場合
最も効果が大きいのは、スキャンや写真から作られたファイルです。
- 効果あり: スキャンした契約書、写真の多い報告書、非圧縮画像で書き出したスライド、毎ページ同じロゴが入るファイル。
- ほとんど効果なし: 1MB未満のテキストのみのPDF、すでに他の圧縮ツールを通したファイル、小さな画像が1点だけの文書。
暗号化されたPDFは、圧縮の前にロックを解除する必要があります。
圧縮レベルの選び方
画面向けのレベルは最も小さくなり、メール添付やWebアップロードに向きます。スキャンページの小さな文字はぼやけることがあります。印刷向けのレベルは解像度を保つ代わりにファイルが大きくなります。
特定のサイズになることを保証する設定はありません。まず1つのファイルで試し、確認してから残りに同じレベルを適用してください。
圧縮後に確認すること
送信する前に、圧縮したファイルを開いて元のファイルと比べます。
- ページ数とページ順
- 小さな文字、脚注、表の罫線
- フォーム項目、リンク、しおり
- デジタル署名(ファイルを書き換えると無効になるのが一般的です)