結合で品質が下がらない理由

PDFのページは入れ物です。文字、ベクター図形、画像はそれぞれ別のオブジェクトとして格納されています。結合はそれらを変更せずに新しいファイルへ移します。

圧縮が起きるのは、ツールが内容を再エンコードしたときだけです。たとえばJPGに書き出して戻す場合や、低品質設定でPDFに印刷する場合です。単純な結合ではそれが起きません。

品質を落とさずに結合する手順

ページは再構築ではなくコピーされるため、結合後のファイルは元のファイルを並べたものと同じ見た目になります。

  • ブラウザで結合ツールを開きます。
  • 表示したい順番にPDFを追加します。
  • ページ順を確認します。各ページのサイズと向きは元のままです。
  • 結合を実行し、1つのPDFをダウンロードします。

変わりうる点(品質以外)

追加の圧縮は行われないため、ファイルサイズは元ファイルの合計に近い値まで増えます。

しおり、リンク、フォームの入力欄は結合後の文書に引き継がれないことがあります。結合後に確認してください。

暗号化されたPDFは先にロックを解除する必要があります。解除しないとツールがページを読み取れません。

あとでファイルを小さくしたい場合は、結合済みPDFの圧縮を別の手順として行ってください。品質のトレードオフが実際に生じるのはその段階です。

品質が本当に失われる場面

PDFを画像に変換して作り直すと品質は落ちます。72dpiでPDFに印刷する、ページをスクリーンショットする、画像変換ツールを通す、いずれも内容がラスタライズされ、選択できる文字が失われます。

単純な結合にとどめておけば、ページは元のファイルと同一のままです。